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残業が嫌いと思える人生

20代の働き始めの頃は残業は正義、して当たり前、もちろんサービスで!という考えでした。

・時給にしたらいくらだったんろう
・夕焼けを見ながら帰ることができない
・定時上がり

・時給にしたらいくらだったんろう

今にして思えばなんだか変な価値観の塊でした。
老害に近いとでも言いましょうか。
周囲の人々もそんな感じでしたのでそれが当たり前になりました。

早く上がれて22時、普通で0時、会社に泊まることも多々ありました。
新人だから仕事ができない、だったら倍の時間をかけてやれば良い。
そんな非常に頭の悪い考えで業務に励んでましたので、当然進歩がないのです。

多分、時間をかけること、長時間労働したことで仕事をしていると気持ちを誤魔化していたんでしょうね。

・夕焼けを見ながら帰ることができない

夕焼けの美しさをしみじみと感じるようになったのはいつからだろう。
20代後半くらいだったと思います。

若さと体力で誤魔化していましたが次第に体力は落ち、バランスの悪い食生活で心身ともガタガタ。
仕事というものに楽しさを感じることができなくなっていました。

以前はあった出世欲はなくなりいかに楽しくできるか、無理がないようにできないものか。
悩んでいたものの生来のミニマム脳みそでは良案が浮かぶはずありません。

愚痴ばかりの人生が好転したのは事故からだったと思います。

・定時上がり

完全な束縛がない世界ではあるものの、すごく自由な入院生活を僕の心を癒してくれました。
また生死を彷徨い生還したことから何やら考え方も変わっていきました。

紆余曲折をへて入院生活が終わり社会復帰開始。
就職活動もトントン拍子で進みホワイト色の強い企業へ就職しました。
残業はほとんどない、むしろすると指導される環境。
毎日定時上がりで夕焼けを見ながら帰ることができました。

そんな状況でもやはりサラリーマン生活は自分にとって居心地悪い不自由な世界。
だから独立という考えになるのはなんら不思議なことではありませんでした。

滅多にしない残業を1時間した帰り道はドッと疲れが溢れでる。

ほんじゃ〜ね〜!

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