友人が今月誕生日であると知りました、しかも二人もいらっしゃる。うんうん、とってもいいことで実におめでたいことなのであります。となるとお祝いをせねばなりません。あいにく今月は夜の予定が埋まっているため動けない。となるとプレゼントでサプライズといきましょう。
何を贈れば喜んでもらえるかヒジョーに悩みます。電化製品?雑貨?う〜んイマイチしっくりきません。悩むこと3分、閃きました。別に物じゃなくて良いのです。大切なのは気持ちなのであります。
というわけでプレゼントを買いに来たのは精肉店さん。オイラ行きつけのお店で名前を覚えてもらっているくらいです。
そうですプレゼントは肉です、それも最高級の和牛です、サーロインステーキです。
仲の良い店員さんに目的を伝えてカットしてもらいます。「厚みは絶対1,5センチ!!」と言われたのでそのままお任せランチ。「高くなるけどいい?」いっこうにかまいません、なんせ大切な友人の誕生日です、ケチケチしたら漢が廃る。
塊状態のお肉を見せられてしまったので舌は牛肉モード。いかんいかん、今日はオイラのための肉じゃないのだ友達のための肉なのだ。肉大好きな隻腕のおっさんですがなんとか我慢できました、いや我慢はここからが本番です。
綺麗に箱詰めされた美しいピンク色の物体。これを無事に渡すまで我慢なのです。最大の敵はオイラの食欲、特に肉に関してはそれが抑えれるか甚だ疑問であります。車に乗り込みいざ出発。
友人との合流は30分後。あっという間に時間がきて無事に渡せました。ミッションコンプリートです、完璧です。家に帰り、一息入れるため冷蔵庫の炭酸水を取り出そうとする。しまった、戦いはまだ終わっていなかった。肉はもう一つあったのだ。
そう誕生月の友人は二人、ならば贈る肉も二人分。
戦いはまだ続くことに絶望する隻腕のおっさんであった。
ほんじゃ〜ね〜!