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船中にて昼酒をキメ惰眠を貪る

船中昼酒をキメて心地よいほろ酔いモードになったらやることは決まっています。もちろんお昼寝タイムです。

我が城の寝所のシーツ準備は隻腕ゆえに悪戦苦闘。きっちり折り畳まれたシーツを広げることができないのです。口と手と足を使ってようやく広げれることができました。寝床が完成しましたのでゴロリ開始。アルコールの酔いと船の揺れがシンクロしてとても気持ちがいい、あっという間に夢の世界へ。

目覚めると17時ぐらい、2時間ほど夢旅をしてきました。

一眠りをしたあとはサパッとお風呂タイム。船内でお風呂に入れるなんてこの世の天国です。泉質は単なる水道水でも心で感じる泉質があるのです。浴槽内の窓からは太平洋が見え地球の丸さを感じることができます。船に揺れの影響が浴槽にも現れて湯船の波が自然と発生し、船でゆらゆら、湯波でゆらゆらいい気持ち。
あまりの気持ちよさに1時間半もお風呂を楽しんでいました。外の波を見つめながら自分も湯船の波に揺れていくのは幸せな時間。

風呂上がりはすぐ銀色のヤツで優勝したいところですが火照った体を潮風で覚ますのも、ある意味優勝と同じと思いたって展望デッキへレッツらゴーしました。塩分を感じる独特な風は船上ならではの体験、これを味わっておかないと勿体ない。ちょうど夕焼け時間でしたので潮風とともに堪能しました。
深く考えずただボーッと夕焼けと潮風を感じる時間、これがなんかいいんですよね。無駄時間を楽しむ余裕があるのもおっさんゆえの大人だからかしら。
30分ほど楽しんだあと船内に戻りました、もちろん優勝するためです。

さて夜の宴を始めますか。初手のつまみをどうするか長考してしまいます。
【金沢駅前おでん】【姫かつおスティック】まずはこの2品で攻めます。優勝飲料水は角ハイボール、キミに変えた!
一口飲むともう心は優勝、大勝利です。ハイボールへの変更は大正解でした。さて肴を喰らいますか、金沢おでんからいきます。汁が多い食べ物は一口目にスープを啜って堪能するのがオイラのクセ。ズズッと喉へ流し込み優勝確定。優しいお出汁が心に染み渡ります。すかさずハイボールを決めてまた優勝。液体で酒を飲むっていいじゃない、控えめに言って最高です。

スタートダッシュが決まったのであとはもう完璧でした。
19時半ごろから飲み始めて21時過ぎにお開き。それまでにゆるゆる飲んで3缶消費。いいね、酒に飲まれないおっさんらしい飲み方だ。

考えることを極力減らし、ただ風景を楽しむ、酒を楽しむ。
これってすごく幸せな時間です。
船旅のおかげで最高な人生体験することができました。

ほんじゃ〜ね!

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